元金均等返済について
住宅ローンの返済方法、元金均等返済の概要、メリット、デメリットについて。
住宅ローンの返済方法には金融機関が用意しているかしていないかにもよりますが、元金均等返済と元利均等返済の2種類があります。
このページでは元金均等返済の概要とメリット、デメリットを書かせていただきます。
■元金均等返済
まず住宅ローンを返済するに当たって融資額である元金を返済するという意識が高いかと思いますが、実際に35年のフルローンで住宅購入した場合の返済予定表で計算してみるとかなりの金額が利子になっています。
例えば借り入れ金額3000万円、フラット35(全期間固定金利)の金利を3.2%で住宅ローンを組んだときの総返済額はなんと約5000万円になります。
3000万借りて5000万の返済です。信じられないでしょうが、つまり約4割の2000万は利子を支払うということになります。
そこで返済計画に余裕がある方に知っておいてほしいのが元金均等返済です。元金均等返済とは毎月の元金返済金額を一定にして、そのときの借り入れ金額に対する利子を上乗せして返済する方法です。
■元金均等返済メリット
総返済支払額が少ない
元金が減るのが早いため利子の目減りが早く返済総額が少なくて済むことが最大のメリットです。また元金が減ってくると共に金利も少なくなってくるのでしだいに月々の返済額が少なくなります。■元金均等返済のデメリット
返済計画が立てにくい
そのときの借入金に対する利子を毎月返済額の元金に乗せるわけですから住宅ローンを組んだ最初の返済額がかなり多くなるため、かなり収入に余裕がないと返済計画を立てることが困難です。住宅ローン審査、融資に不利
また住宅ローン審査時に月収と毎月の返済額のパーセンテージで融資限度を定めている金融機関がほとんどなので返済開始時に毎月返済額が多くなる元金均等返済では月収が多くないと融資可能限度額が極端に少なくなります。■元金均等返済についてのまとめ
元金均等返済は金利の目減りが早いため上で挙げた例の借入金3000万、固定金利35年の3,2%の元利均等返済と比較すると約300万円返済額が少なくなります。
300万円と言えばちょっといい車が新車で買えてしまうほどの金額です。
ですから月々の返済計画に余裕があるならば是非とも住宅ローンの返済は元金均等返済を利用していただきたい!と言いたいところですが、私の考えではいまいち実用性にかけるかな?といった印象。
なぜなら資金に余裕があるならば月々の返済計画が立ちやすい元利金等返済を選択して繰上げ返済のために貯金をした方がリスクも少ないと思うからです。
結局繰り上げ返済を計画的に行い住宅ローン完済を早くすればあえて初期負担の大きい元金均等返済を選ぶことは無いかと思います。
ちなみに我が家の住宅ローンは元利均等返済で組んでいます。