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下回り、足回り異音

車の下回り、足回り異音、振動の原因と対策方法について。



下回り、足回り異音対策リスト

走行中の下回り、足回り異音振動の原因と対策リストの一覧です

■下回り、足回り異音振動対策リスト一覧


下回り、足回り異音解決マニュアル

下回り足回りからの異音や振動の原因が解らない方のための診断リストです。原因がつかめず困っている方はこちらを参考にして下さい。

ブレーキ鳴きの原因

ブレーキ鳴きの発生するメカニズム、発生しているブレーキ鳴きが異常なのか否かの判断方法。対策や修理の予備知識にどうぞ。

ブレーキ鳴き止め対策

足回り異音でダントツの一番はブレーキの鳴きです。ブレーキ鳴きの修理方法、対策を数多く掲載していますので参考にしてみてください。

ブレーキパッド移動異音

車庫から出て一回目のブレーキにカッチン、ガキンとブレーキから異音が発生する方はこちらから。原因と簡易修理、対策方法についても。

ドラムブレーキグリス切れ

走行中でなくてもブレーキを掛けて離した時にキーキー音がなればこちらです。ドラムブレーキのグリス切れ鳴きの原因と簡易修理方法について

ブレーキ振動の原因、対策

ブレーキを踏んだ時にハンドル、ボディーが振動する場合はこちらです。ブレーキ振動の原因と対策について。ブレーキローターの役割と歪みの判断方法も。

タイヤからの異音(鳴き)

旋回時にタイヤがキュルキュルと鳴くのは実は異常ではない場合も。タイヤ鳴きしにくいタイヤにする方法などもかかれています。

タイヤ、ホイール振動の修理方法

高速走行振動の大半を占めるタイヤ、ホイールの振動の修理方法について。ホイールバランスやホイール修正、タイヤ位相合わせなど振動を打ち消す方法についてです。

タイヤ、ホイールの振動原因

タイヤ、ホイールの異音、振動判断方法の高等テクニックを紹介。またなぜタイヤ、ホイールの何が原因で振動が起きるのかについて書いています。

プロペラシャフト振動、異音

FR(後輪駆動車)の動力伝達シャフトであるプロペラシャフトからの異音の判断方法のポイント。音の聞こえ方、原因と修理方法について。

ドライブシャフト損傷異音

FF(前輪駆動車)のハンドル切れ角が大きい車に多く見られる(急)旋回中、加速時などにカタカタ音。原因と修理、簡易修理方法について。

ボールジョイントがたつき異音

高負荷を受けながら可動するボールジョイントの異音の原因と対策について。不整路などで足回りからガタガタ音、ゴトゴト音がする場合はまずこちらから。

サスペンションサポート不良異音

車庫入れなどのハンドル操作時にきしみ音のような異音を発生させるサスペンションサポート不良について。原因と簡易修理方法などについて。

ショックアブソーバー抜け

足回り異音で多いのがショックアブソーバー抜けです。段差時コトコト音、ゴトゴト音などが該当します。発生原因と対策方法について。

ステアリングシャフトリンク異音

車の異音で気がつきやすいハンドル操作時の異音です。ハンドル操作時の異音は判断が難しいので細かい判断方法とポイントも。発生原因と簡易修理方法。

ステアリングラック異音

大きな故障に繋がりやすいステアリングラックからの異音の原因と対策。最悪交換になった場合に修理代を安く済ます方法についても。

スタビライザーブシュ硬化異音

ゴム部品であるスタビライザーブシュからの異音。聞く感じでは金属音に聞こえなくも無いので判断基準なども書いてあります。原因と簡易修理方法。

ハブベアリング消耗異音

車重を支えながらスムーズな回転と耐久性を要求されるハブベアリングからの異音の原因と対策。居眠り防止センターラインを踏んだようなこもり音はこちら。

マフラー排気振動・異音

車の異音の中でも原因がつかみにくい異音の一つであるマフラー排気振動の原因と対策について。ボディーとの干渉や遮熱板との干渉音など原因を究明。

下回り、足回り異音解決マニュアル

下回り、足回りからの異音全般の問診表による異音、振動解決手順です。

まずあなたの車から出ている下回り、足回りからの異音についてお聞きします。

1,いつごろからですか?(発生直後に何かありましたか?)
2,どんなときですか?(天気や温度に左右されますか?)
3,どのような状態にしたら発生しますか?(何かをしたときに発生しますか?)
4,いつも異音は発生していますか?(毎回決まって音がしますか?)
5,異音のほかに走行時に違和感などを伴っていませんか?

以上の質問に答えられるように考えて思い出してみてください。

※全て下回り、足回りから発生する異音についてです。ページ下部にリンクリストがありますので最後まで問診内容を読んだ後結果のリンクを参考にして下さい。


■どんな異音がするか?


異音は口で言い表すのが難しく個人によって差があるため参考程度に音別での異音診断です。

キーキー音がする。

ブレーキ鳴きの原因と異常ブレーキ鳴き止め対策ドラムブレーキグリス切れ

カッチン、カッツン音がする。

ブレーキパッド移動異音

ガキン、ガキッ音がする。

スタビライザーブシュ硬化異音ステアリングラック異音ステアリングシャフトリンク異音

コトコト、ゴトゴト音がする。

ショックアブソーバー抜けボールジョイントがたつき異音

ミシミシ(きしみ音)がする。

サスペンションサポート不良異音

カタカタ、カツカツ音がする。

ドライブシャフト損傷異音

ボー、ウォーン(うなり音)

ハブベアリング消耗異音プロペラシャフト振動、異音

キキキ音(スキール音)

タイヤからの異音(鳴き)

カチカチ音がする

サスペンションサポート不良異音

ガラガラ音がする

マフラー排気振動・異音

■発生状態別の推測


異音や振動がいつごろから発生したのかによる推測の診断です。

なにかした直後から急に発生した

下回り、足回りを打った後
マフラー排気振動・異音ステアリングラック異音ステアリングシャフトリンク異音ハブベアリング消耗異音プロペラシャフト振動、異音タイヤ、ホイールの振動原因タイヤ、ホイール振動の修理方法ボールジョイントがたつき異音

社外サスペンションに交換した後
サスペンションサポート不良異音

社外サスペンションに交換してしばらくして
ハブベアリング消耗異音サスペンションサポート不良異音ドライブシャフト損傷異音

何もしてないのに急に発生した

ブレーキ鳴きの原因と異常ブレーキ鳴き止め対策ドラムブレーキグリス切れ

気がついたら発生していた

ステアリングラック異音ステアリングシャフトリンク異音ハブベアリング消耗異音プロペラシャフト振動、異音ブレーキ鳴きの原因と異常ブレーキ鳴き止め対策ドラムブレーキグリス切れサスペンションサポート不良異音ドライブシャフト損傷異音スタビライザーブシュ硬化異音
ボールジョイントがたつき異音

最初から発生していた。

マフラー排気振動・異音サスペンションサポート不良異音


■環境状態別の推測


気温や天気、エンジン暖気状態などに関係なく常に。

ステアリングラック異音ステアリングシャフトリンク異音ハブベアリング消耗異音プロペラシャフト振動、異音ブレーキ鳴きの原因と異常ブレーキ鳴き止め対策ドラムブレーキグリス切れサスペンションサポート不良異音ドライブシャフト損傷異音スタビライザーブシュ硬化異音ボールジョイントがたつき異音タイヤ、ホイールの振動原因タイヤ、ホイール振動の修理方法

寒いとき、朝だけ、暖気後は出ない

マフラー排気振動・異音サスペンションサポート不良異音スタビライザーブシュ硬化異音ブレーキ鳴きの原因と異常ブレーキ鳴き止め対策ドラムブレーキグリス切れ

寒いとき、朝だけ、雨だけ出る

サスペンションサポート不良異音スタビライザーブシュ硬化異音ブレーキ鳴きの原因と異常ブレーキ鳴き止め対策ドラムブレーキグリス切れ

暖気後のみ発生する

マフラー排気振動・異音


■使用状況、操作別の推測


エンジン始動時異音

マフラー排気振動・異音

アイドリング中だけ(含むDレンジ停車)

マフラー排気振動・異音

アクセルを踏んだとき(加速中)

マフラー排気振動・異音ドライブシャフト損傷異音

旋回・急旋回時だけ

サスペンションサポート不良異音ドライブシャフト損傷異音タイヤからの異音(鳴き)

ハンドルを切り替えした瞬間

サスペンションサポート不良異音ステアリングラック異音タイヤからの異音(鳴き)

ハンドルを切り替えしている途中

サスペンションサポート不良異音スタビライザーブシュ硬化異音ステアリングシャフトリンク異音

ブレーキング時だけ

ブレーキ鳴きの原因と異常ブレーキ鳴き止め対策ドラムブレーキグリス切れ

段差、不整地だけ

ボールジョイントがたつき異音サスペンションサポート不良異音

走行しているときは常に

プロペラシャフト振動、異音タイヤ、ホイールの振動原因タイヤ、ホイール振動の修理方法ハブベアリング消耗異音

■異音以外の車両の不具合で推測


ハンドルが振れる

タイヤ、ホイールの振動原因タイヤ、ホイール振動の修理方法

■発生条件による推測


決まった(動作、操作)条件でしか出ない可能性のある異音

ステアリングラック異音ステアリングシャフトリンク異音ブレーキ鳴きの原因と異常ブレーキ鳴き止め対策ドラムブレーキグリス切れサスペンションサポート不良異音ドライブシャフト損傷異音スタビライザーブシュ硬化異音ボールジョイントがたつき異音マフラー排気振動・異音タイヤからの異音(鳴き)

車速に比例して音が高くなる、又は車速が高くなると常に発生する異音

プロペラシャフト振動、異音タイヤ、ホイールの振動原因タイヤ、ホイール振動の修理方法ハブベアリング消耗異音


以上の診断項目の中で該当したリンク先が多かったもの、最も当てはまったリンク先を優先してみてください。不具合内容の可能性が高いと思われます。

以下は下回り足回り異音振動のリンクリストです。

マフラー排気振動・異音
タイヤからの異音(鳴き)
タイヤ、ホイール振動の修理方法
タイヤ、ホイールの振動原因
プロペラシャフト振動、異音
ドライブシャフト損傷異音
ボールジョイントがたつき異音
サスペンションサポート不良異音
ショックアブソーバー抜け
ステアリングシャフトリンク異音
ステアリングラック異音
スタビライザーブシュ硬化異音
ブレーキパッド移動異音
ドラムブレーキグリス切れ
ハブベアリング消耗異音
ブレーキ振動の原因、対策
ブレーキ鳴き止め対策
ブレーキ鳴きの原因と異常

この診断リストはプロトタイプですので使いにくいところがあったら改善していきたいと思います。エンジンルームからの異音についての情報もまだまだ増やしてい行くつもりですのでご意見、ご要望、質問等はお気軽にコメントお願いします。

※個人にて運営しているためレスポンスの悪さにはお許しいただきたいと思います。

マフラー排気振動・異音

アイドリング中、走行中のマフラーの排気振動や異音の原因と対策。

エンジンの燃焼によって高速で排出される排気ガスはマフラー遮熱板を振動させて異音を発生させることもあります。

ということでこのページではマフラー振動異音の原因や対策などをいくつか挙げさせていただきますので異音に困っている方は参考にして下さい。

■マフラー振動異音の原因


1,マフラーが絶対に振動してしまう理由

もしも排気ガスが連続した排気であれば振動することはないのですが、エンジンは4気筒エンジンであれば出力軸(クランクシャフト)1回転につき2回の排気が行われます。

エンジンアイドリング時の回転数が600rpmの時には1秒間に20回の排気が行われる計算です。振動周波数に換算すると20Hzです。

ということで排気ガスは上記の条件であると1秒間に排気管であるマフラーに高速高圧の排気ガスをぶつけているということになりますので、マフラーは排気工程の数だけ振動してしまいます

特に回転数の低いアイドリングでは周波数が低いため振動として伝わりやすく、振動が共振を起こして異音の原因にもなりやすいという原理になっています。

2,冷間時暖気制御について

現在の車のエンジンは冷間時にエンジンをかけると回転数がけっこう跳ね上がるかと思います。これは冷間時暖気制御によるものです。

暖気制御とはエンジン冷却水温度が上昇するまでエンジン回転数を通常のアイドリングより高くして暖めることによってエンジンの各部品のクリアランス(隙間)などをベストの状態にするための制御です。

もう一つは排ガス浄化装置(触媒)を急速に暖めることによって浄化制御開始までの時間を短縮し、より早くクリーンな排気ガスにするためです。現在はこちらの理由の方が大きいようです

このようなエンジン回転数を比較的高めに暖気制御する場合などはこれが原因となって冷間時のみ排気振動異音が発生するということも原因の一つに考えられます。

3,遮熱板取り付け不良

燃焼後のガスの通路であるマフラーは非常に高温になるため、周囲に熱の影響を与えないために遮熱板がついています。

この遮熱板は最近のものでは手でも容易に曲がってしまうため下回りに何か巻き込んだり、打ったりするとその拍子に遮熱板が変形しマフラーに干渉してしまう可能性があります。

上の1,で書いたようにマフラーは正常でも振動するものなので干渉物があれば当然干渉音として異音を発生します。

4,マフラー取り回し不良

遮熱板同様に下回りを打ってしまった場合などにマフラーが変形しているとマフラーとフロア、メンバー、アームなどと干渉して異音を発生させることがあります。

もう一つは社外マフラーで精度の悪いものに交換してしまうと振動が大きい時に干渉音が発生することも有りますのでマッチングは十分に確認した方が良いかと思います。

5,マフラーの消音機能

中には製品不良によってマフラーの消音機能が低く、振動によってマフラーそのものがビビッて異音を発生することも原因の1つに挙げられます。

■マフラー振動異音の解消と対策

1,遮熱板の改良、手直し

マフラーの遮熱板は車によって違いますが、外さなくても手で変形させて修理することができます。遮熱板が変形してしまって干渉している場合は手直しで対応しましょう。

また遮熱板自体の振動が大きくてマフラーやボディーに干渉してしまったりする場合は、遮熱板の取り付けボルトのワッシャーにスチールウールを使ってみましょう。

気持ち程度ですが通常のワッシャーより振動に対するダンパー作用があるため共振点がずれて異音の発生を抑制できるかもしれません。

2,マフラー交換

変形による干渉の場合は鉄パイプなどで強引に曲げて修正という方法も1つですが、ひどい場合は交換以外に手段がないでしょう。

また純正のマフラーがびびり音を出しやすいと言った場合も思い切って交換してしまうのもありかと思います。

マフラーからの異音は共振点がアイドリング回転からずれれば、ほとんど解らなくなってしまいますので、いかにして共振点をずらすかがポイントです。

純正のマフラーであれば通常、少なくても2分割されています。

1番一般的な分割はフロントパイプ、センターパイプ、テールパイプの3分割+エキマニというタイプ、もしくはフロントパイプ、テールパイプ+エキマニというタイプでしょう。

社外品マフラーに交換する時はテールパイプの交換というパターンが一般的です。もしもテールパイプが変形していて干渉音が出るのなら純正品より社外品のほうが安い可能性が高いので選択肢に入れておいて損はないと思います。

また社外マフラーでも SFCという会社がマフラーの消音化のためインナーサイレンサーを製作しており、コレだけであればかなり小額で対応できます。

3,エンジンECUなどの制御系の変更

これは自分でやるという意味ではなく取り扱いディーラーに依頼すると言う意味です。

明らかにエンジン冷感時などの暖気制御の時だけに異音が発生する場合や逆に暖機後のアイドリング時だけなど決まった時にしか出ない排気振動異音の場合は対策が出ている可能性もあります。

エンジンECUのプログラムなどはたまに変更されていたりするので、それに伴い暖気制御や暖気後制御、A/C使用時などの電気付加がかかった時の制御など変更されている可能性もあります。

これによってエンジン回転数の制御も変わって共振しなくなる可能性もありますので、試しに取り扱いディーラーに相談してみるとあっさり解決するかもしれません。

タイヤからの異音(鳴き)

旋回時のタイヤからの異音(鳴き)の原因と対策について。

タイヤからの異音は旋回に発生する「キキキッ」という異音(スキール音)や通常走行時に常に発生しているロードノイズなどが挙げられます。

このページではタイヤから異音の中でも旋回時に発生する異音(鳴き)について原因の究明と対策方法を挙げていきます。

■タイヤスキール音(鳴き)の原因


急旋回時や路面の状態によっては発生しやすくなるタイヤからのキキキッ!という音をスキール音といいますが基本的には異音ではないと考えていいと思います。タイヤ鳴きという表現もよく使われます。

1,タイヤの劣化による硬化

タイヤはゴム製品ですので経年変化により柔軟性が衰えて硬化してしまいますので、いつもと変わらずに運転をしているにもかかわらずあるときからスキール音が出るようになるということもあります。

タイヤにヒビが入り始めたら硬化している証拠ですので、スキール音が激しくなったら一度タイヤを点検してみてください。

2,タイヤ空気圧不足

そもそもタイヤがスキール音を発生させるのはタイヤがスリップするからなのですが、実は普通に旋回してもタイヤはスリップさせながら車の方向を変えています。

しかしタイヤの空気圧が低下するとタイヤ接地面が潰れてタイヤ全体がよじれながらスリップしていくことになります。

このような状態では踏ん張りが利きにくくスリップ量も多くなりスキール音が発生しやすくなります。目視でもタイヤが潰れすぎていないか確認くらいはしておきましょう。

3,路面状態による摩擦係数

例えば一番解りやすいのがマンホールの上などです。しかも住宅地などはハンドルをきる交差点に限ってマンホールがあったりするので気になる人もいるかと思います。

しかしながら滑りやすい路面でスキール音が発生してしまうのは仕方の無いことです。

また、決まった場所でいつもタイヤが鳴くいうご用命を受けることが良くありますが、これも摩擦係数の低い路面(=滑りやすい路面)が原因となっている可能性か高いです。

4,タイヤの限界

旋回によるタイヤに働く遠心力が大きければ大きいほどタイヤのスリップ量は多くなり、限界を超えるとロックまたは完全にスリップします。

タイヤ鳴きであるスキール音もスリップ力に比例して発生しやすくなりますので、急旋回や高速域のハンドル操作は発生しやすい傾向にあります。

■タイヤスキール音(鳴き)対策


1,タイヤ交換

経年による劣化でゴムが硬化している場合はタイヤを交換する以外に改善方法はありません。どちらにしてもタイヤのヒビは危険なので早めに交換するに越したことはありません。

1-2,鳴きにくいタイヤに交換

鳴きにくいタイヤとは剛性の高いタイヤもしくはコンパウンドの柔らかいタイヤがそれに当たります。簡単に説明してしまうと剛性の高いタイヤとはインチアップして扁平率を低くすると剛性が高くなります。

コンパウンドの柔らかいタイヤとはゴムが柔らかいスポーツタイヤなどのグリップがいいタイヤのことです。

はしょって説明しましたがどちらも旋回中のよじれを少なくしスリップ率を下げることによってタイヤのスキール音を低減させる手法です。

2,タイヤ空気圧調整

タイヤ空気圧が原因の場合は調整をすればいいだけです。セルフのガソリンスタンドでもエアコンプレッサーはありますし、フルサービスなら無料で調整くらいはしてくれます。

タイヤの空気圧に関する注意点はタイヤのメンテナンスで紹介しています。意外と重要なので参考にしてみてください。

タイヤ、ホイール振動の修理方法

中高速走行時のタイヤ、ホイールのアンバランスによる振動の修理方法について

60km/h以上の中速走行時、100km/h以上の高速走行時にハンドルやボディーに振動が出て振れる場合はタイヤ、もしくはホイールにアンバランスがある可能性があります。

走行時の振動の中ではもっとも発生しやすい現象であり、原因についてはタイヤ、ホイールの振動原因を参考にしていただいてこのページでは振動の修理方法を挙げさせていただきます。

■タイヤ、ホイールの振動対策


1,ホイールバランス調整

タイヤ、ホイールの振動に対してホイールバランス調整はもっとも有効で一般的な作業です。ホイールバランサーは非常に高価なので個人所有している人はいないと思います。

よって修理工場やカーショップに依頼するのがセオリーになってきますが、ディーラーに依頼するよりもカーショップの方が安いかな?という印象です。

FF(前輪駆動)車でフロントタイヤが片減りしている場合は4輪ホイールバランス調整にプラスしてローテーションも行っておきましょう。

1-2ホイールバランス調整の意味

タイヤ回転中に重量バランスが偏った部分があると偏った部分の重さが遠心力によって大きくなったときに振れや振動に発展します。

速度が速くなると振動が大きくなるのは遠心力が大きくなるためです。このアンバランス重量の反対側に同じ重量のバランスウェイトをつけて振動を打ち消そうというのがホイールバランス調整の意味です。

2,タイヤ位相合わせ

タイヤには新品出荷時赤い(白い)印と黄色い印がついています。一方純正のホイールには白い印がついています。

これには意味がありまして、赤または白の印とホイールの白い印を合わせれば縦振れ最小に合わせられ、黄色い印とエアバルブを合わせると重量バランスの最小点に合わせられる目印となっています。

ホイール側の印は消えやすく、タイヤの赤い印もメーカーによって異なっていたりするため、タイヤの黄色い印とホイールのエアバルブを合わせるのが間違いないかと思います。

全く解らなくなっていてもホイールバランスがどうしても取れない場合は適当にずらしながらバランサーにかけるという手法もあります。

バランサーにかけないで位相ずらしだけであればDIY整備も可能ですが悪化する可能性も有りますのであまりオススメはできません。

3,タイヤ交換

外的な力によってトレッド(接地面)が変形したりタイヤ内部のスチールベルトが損傷した場合はタイヤ交換以外の対策方法がなくなってしまいます。

またタイヤが外的な力によって変形するほどの力となると、ホイールや足廻りへのダメージも考慮して点検を依頼したほうがいいでしょう。

4,ホイールとハブのセンターだし

車両側のハブとホイール中心の勘合が合わない場合はセンターだし用のアタッチメント(ハブリングとも言う)を取り付けるとセンターが取りやすくなります。

それぞれのホイールナットを手で締まるところまで全体的に締めてあとは丁寧に少しずつ、1つ締めたら対角線のナットを締めていくようにすればセンターは取れます。

5,ホイール修正、交換

高価なホイールの場合はナカナカ交換まで踏み切れないかと思います。そんなときにはホイール修正の専門店に依頼するという手もあります。

ディーラーや通常のカーショップでは修正まではできません。受け付けてくれても仲介なので、直接ホイール修正の専門店に依頼するのがベストかと思います。

残念ながら歪み、損傷が激しい場合はホイール交換で対応する以外にタイヤ側だけで振動、振れの修理を行うのは困難だと言えます。最近はホイールも安くなり業販価格を知る私でもビックリなタイヤ、ホイール激安店もあるので交換の方が安く付く場合もあります。 諦めずにGoods DAMで探してみてください。激安で気に入ったホイール、タイヤセットが手に入るかもしれません。

■タイヤ、ホイール振動の修理のポイント


タイヤ、ホイールによるボディー振動を修理するにあたってはホイールバランサーやタイヤチェンジャーなどの専門機器が必要になってきますので設備が使える方でなければDIY整備ではできません。

そこで修理依頼のポイントなんですが、タイヤ、ホイールの振動は異音・振動系の不具合の中では簡単な修理の部類に当たりますが、それでも専門知識と経験が必要です。

もともと異音、振動系の修理は整備の中でもっとも難易度の高い整備知識と経験が必要とされていますので叩く門を間違えると長期にわたって車を預けるようなことになりかねません。

足回りの不具合というところまでわかったら足回りの専門店に修理を依頼するというのも早期解決の1つの選択肢かと思います。

タイヤ、ホイールの振動原因

中高速走行時のタイヤ、ホイールのアンバランスによる振動の原因と判断方法について

60km/h以上の中速走行時、100km/h以上の高速走行時にハンドルやボディー振動が出て振れる場合はタイヤ、もしくはホイールにアンバランスがある可能性があります。

振動、騒音の中でもっとも発生しやすいのが、このタイヤ、ホイールの振動になりますので覚えておくと即座に原因と対策が判断できるかと思います。

■タイヤ、ホイールが振れる(振動)原因


1,ホイールバランス不良

ホイールバランスとは一般的にホイール単体のバランスではなくタイヤ付きのホイールのバランスのことを指し専用のホイールバランサーによってタイヤ交換やタイヤローテーションのときに調整します。

なぜかというとホイールについては型で成型された金属なので均一性は高いのですがタイヤは貼り合わせて作られたゴムなので真円に近いとはいえ回転させると重さにバラツキが出てきます。

ホイールについても外的なダメージによって歪みなどが出ればタイヤのバランス同様にバラツキが発生することになります。

このため遠心力が強くなる高速域ではその影響がタイヤを縦方向、又は横方向に引っ張る力となり振れ(振動)として症状が出てしまいます。

タイヤ、ホイールアンバランスの症状としては振動と共にハンドルの振れが起きる特徴が見られます。

2,タイヤ剛性不均一

タイヤ剛性についてはタイヤが新品時のときからの剛性不均一か、衝撃や長期間放置などの影響によりタイヤトレッド面(地面との接地面)のスチールベルト(タイヤ内部に入っている合成を保つためのもの)などに劣化や損傷が起きて発生します。

このような場合には主にボディーの縦揺れとして振動を感じることが多くなっています。

3,ホイール組み付け不良(センターが出ていない)

これは人為的なミスに当たりますが、ホイールと車両とのマッチングに問題がある場合に起こりやすい不具合です。

通常は純正のホイールとハブ(ホイールがつく場所の部品名称)は中心が合うようにキッチリはまるような作りになっています。

ところが社外品ホイールに換えたときに必ずしも中心がマッチングするとは限りません。もちろん組み付け時にしっかりセンターだしを行い均一にホイールナットを締め付けていけば問題はないのです。

しかしながらマッチングしていない状態でいきなりインパクトレンチなどを使用して締め付けていくと若干センターがずれる場合があります。このような状態ではかなりの縦振れが発生します。

4,ホイールハブの偏芯

ホイールハブはタイヤ・ホイールが組み付く場所なので変身していれば言うまでもなく振れ(振動)が発生します。大元なのでいくらホイールバランスを調整しても振れや振動は収まりません。

事故や何らか外部的な不具合がない限り起きないレアケースですがどうしても治らない場合は考えられる不具合の一つです。

■タイヤ・ホイールの振れ(振動)原因究明のポイント


1,縦振れ、横振れの判断

まず縦振れか横振れかというところから絞り込んでいきます。ハンドルが横に振られるような場合の振動では横振れで、ボディーにしか伝わらない場合は縦振動とまずは分類してしまいましょう。

2,体感周波数で異音か振動かを簡易判断

次に速度によって振動周波数を絞り込みタイヤ、ホイールの振動であることを確かめましょう。難しい書き方ですが実は振動周波数人間の感覚だけではアバウトに分類することができてしまうのです。

100km/h程度高速走行で振動ではなく音(連続音)として聞こえてくる場合は、タイヤ、ホイールではない他の部分が原因である可能性が濃厚になります。

逆に同条件で音が聞こえず振動だけの場合はタイヤ、ホイール、ハブのアンバランス、偏芯が濃厚というかほぼ確定です。

これは自動車が時速100km/h出したときのタイヤアンバランス(一次振動という)などの振動周波数は音として聞こえ出す約50Hz以上に達することは構造的にありえないからです。

これを逆手にとって時速100km/h走行で「異音」ではなく「振動」として感じる場合はタイヤ、ホイールに主原因があると判断します。

3,目視点検、触診の実施

ただしタイヤの剛性不良については1つのタイヤに数箇所あった場合は例外的に周波数が高くなり異音として感じられることがありますが、このような場合はタイヤをジャッキアップでの空転、目視点検や触診で明らかな異常(変形、偏芯)が見つかる場合がほとんどです。

プロペラシャフト振動、異音

中高速で振動と異音を発生させるプロペラシャフトアンバランスの原因と対策について。

低い車速では感じないのに、車速が上がるにつれてこもったような「ボー」「ウォーン」というような音や振動がどこからともなくボディーに伝わってくる場合はプロペラシャフトアンバランスによる異音、振動である可能性があります。

■プロペラシャフトとは


プロペラシャフトとはFR(後輪駆動)車のデファレンシャル(減速機構)までの動力をトランスミッションから伝えるためのシャフトで一般的にユニバーサルジョイントと呼ばれるジョイントで仲介して2分割されています。

■プロペラシャフト異音の原因


1,プロペラシャフトアンバランス

プロペラシャフトは減速機構であるデファレンシャルで減速される前なので高速回転しています。よってプロペラシャフト自体の回転バランスが悪いと速度の上昇と共に振れが大きくなり振動が発生します。

そしてある一定の速度(周波数)を超えると振動からこもり音へと伝わる感覚が変化しますが、ミッションなどのマウント部を介して伝わるためどこからともなく下廻りから聞こえてくる異音として感じられるのです。

プロペラシャフトのアンバランスの原因としては下回りを打ったときにプロペラシャフトを打ってしまったり、貼り付けてあるバランスウェイトがはがれてしまった場合などが考えられます。

2,ユニバーサルジョイントのガタ

まずユニバーサルジョイントとは・・・というところなんですがステアリングシャフトリンク異音というページでも結構触れていますので参考にして下さい。

要は角度を変えて回転する動力を伝えるためのリンク機構なのですが、振動が出ないように1回転ごとに振動を打ち消すような機能を持っています。

このユニバーサルジョイントにガタや損傷があるとこの機能が失われ振動、異音が発生する原因になります。

3,組み付け不良

これは人為的なミスということなんですが、プロペラシャフトやユニバーサルジョイントは向きを変えても組みつけられてしまうことがありますのでミッションやデファレンシャルの脱着などプロペラシャフトを外す作業後に不具合が出る場合は原因として考えられます。

作業後は通常と変わらず久しぶりに高速走行するまで気がつかず、作業との関連性に気が付かないケースもありますので良く思い返してみてください。

■プロペラシャフト異音の対策


1,プロペラシャフトバランス修正

プロペラシャフトのバランスウェイトがはがれてアンバランスが起きている場合はバランス修正によって異音、振動を修理することができます。

アンバランスによって振動が起きている場合はクルマをリフトアップしてスピードメーター読みで80キロ位で空転させたときにプロペラシャフトが振れているのが確認できるはずです。

また外部損傷による曲がりなどは修正困難なので原則交換で対応です。

2,プロペラシャフト交換

プロペラシャフトに明らかな打撃損傷や歪みがある場合は交換で対応します。また、バランスが取れない場合も交換をオススメします。

実は交換作業自体もしっかりジャッキアップして、車の下にもぐれればDIYでも交換作業は容易な部類に入ります。ただし重いので落下には十分注意しましょう。

取り外すのはユニバーサルジョイントの支持部とデファレンシャルとリアプロペラシャフトの結合部分くらいのものです。

3,ユニバーサルジョイントがた点検交換


回転の力がかかる方向にねじってユニバーサルジョイントにガタツキがある場合はユニバーサルジョイントを交換する必要があります。分解はできますがセット部品なのでASSY交換になります。

■プロペラシャフト異音判断のポイント


プロペラシャフトの異音はシャフトの回転速度に比例して周波数が大きく(細かく)なります。

話はそれますが人間の耳には低い周波数の時には音ではなく体などへの体感的な振動として伝わり、周波数が高くなるにつれてやっと音として認識できます。

このため速度に比例して振動から異音へと変化するプロペラシャフトの異音・振動は人間の感覚を狂わせるといいますか、どこから聞こえるかという問診に対して答えられずどこからともなくという表現になってしまいます。

これさえ解っていればまさにそのような音はプロペラシャフト関係が怪しいな、と絞れこめます。一般的に車速~60キロまでは振動で30Hz程度の周波数。それ以上の車速ではこもり音(異音)として捉えることができます。

車速に比例して振動が出る不具合の中にタイヤ、ホイール、ハブ関係がありますが上記の車速に対する異音と振動の周波数帯を理解していれば判断を誤ることはありません。

ドライブシャフト損傷異音

車庫入れ急旋回時に「カタカタ」「カツカツ」異音を発生させるドライブシャフト異音について

ハンドルを急に切りながら自動車を前後させる車庫入れや、鋭角の曲がり角でハンドルをいっぱいに切っての前進時の加速中に下回りから「カタカタ」「カツカツ」という比較的大きな異音(打音)が聞こえてくる場合はドライブシャフトのボールジョイント損傷による異音が考えられます。

■ドライブシャフトとは


ドライブシャフトは、FF(前輪駆動)ではトランスミッションwithデファレンシャル(変速機+減速機構)に、FR(後輪駆動)ではデファレンシャル(減速機構)に繋がっている、動力をタイヤに伝えるための金属製シャフトです。

自動車にはサスペンション(緩衝機構)とステアリング機構が付いているため走行中にタイヤが上下左右します。したがってタイヤに繋がっているドライブシャフトも可動する機構でなければいけません。

そこでドライブシャフトにはローラーベアリングやボールベアリングを利用して駆動時にかかる高負荷に耐えつつ可動するような仕組みになっています。

■ドライブシャフト異音の原因


1,高負荷旋回走行

簡単に言えばレースやスポーツ走行をメインに使う場合のことを指します。通常の走行であればハンドルを切った状態で大きくアクセルを踏むようなことはないでしょうがレース走行ではそこがメインなのでドライブシャフトのボールベアリングトに負担がかかりがちです。

特に角度の大きいハンドリングが多用されるテクニカルコースを走行しているとドライブシャフト異音は発生しやすくなります。

2,自動車の性能による癖

最近ドライブシャフトからの異音が発生しているクルマを良く見かけます。原因は最小回転半径を小さくするためにハンドルの切れ角を大きくしすぎたためにドライブシャフトのボールベアリングに過負荷がかかっているためだと思われます。

ファミリーカーや女性ユーザーにターゲットを絞った車は小回りが利くことを売りにしていたりしますので、その弊害ともいえる現象です。ジョイントは可動範囲が大きいほど損傷のリスクが高くなります。

3,チューニングによるハイパワー化

エンジン出力をチューニングによって向上させている場合は、当然駆動軸であるドライブシャフトへの伝達の力も過大になります。

メーカーはあくまでも純正出荷時の状態で十分な性能を保てるものを想定(安全マージンは大きくとってありますが)して部品の強度を決定しているため過度のパワーアップをした場合はドライブシャフトのボールベアリングが損傷して異音を発生させる可能性があります。

4,山道走行

山道走行では意図しなくてもコーナーが連続していたり急旋回しながらアクセルを踏まなければならない状態が続きます。このような走行をメインに使用していれば異音発生の可能性は高くなるといえます。

特に2,で説明した車自体に癖があるような場合はたちまち症状が悪化してしまう可能性もあります。

5,ドライブシャフトブーツ切れによるグリス流出


ドライブシャフト可動部のジョイントはブーツで覆われており、ブーツの中にはグリスが封入されています。したがってこのブーツが切れてしまうと回転する部品ですので、たちまちグリスが流出、飛散してしまいます。

このような状態で気がつかずに運転を続けるとグリス切れを起こしベアリングが損傷して異音が発生してしまいます。ドライブシャフトブーツの交換時期は約5万キロ以上が目安で材質や使用年月、車種によって大きく異なりますので参考程度に考えてください。

■ドライブシャフト異音の対策と予防


0,異音解消ペーストの補充

唯一交換以外で異音を解消できるとしたらワコーズにCVJ-HDペーストというベアリング異音を解消する特殊グリスが存在します。ただし損傷してしまっている場合は使用できません。

軽い焼きつきで異音が出ている程度ならドライブシャフトブーツ、及びベアリング部に封入することによってモリブデンやフッ素樹脂などが強力な被膜を形成して再潤滑し異音を防止します。

1,ドライブシャフト交換

ジョイント系全般に言える事ですが異音が発生したときには異常が悪化しているので基本的にドライブシャフト交換以外には異音解消の手段はありません。

何より駆動という強い力を受ける部分ということで損傷状態が悪化すると走行不可能になる可能性もありますので、異音が発生したら交換によって確実な解消をオススメします。

交換はジョイント部分を分解交換でもできますし、ドライブシャフトの中古部品(リビルト部品)をディーラーや修理工場に依頼して探してもらいシャフトASSY交換するという手段もあります。

※ASSY=構成部品丸ごとの意味(自動車部品関連でよく使用される用語なので覚えておきましょう)

2,定期点検の確実な実施

原因の5,で書かせていただきましたブーツ切れによるグリスの流出は定期点検を受けていれば通常発見される不具合です。症状が悪化する前に発見できればベアリングの損傷などは避けられます。

早期発見の場合はドライブシャフトブーツ交換だけで対応できますので経済的にも助かります。何より安全に車に乗るためには定期点検はお勧めいたします。

3,強化部品の装着

乗り方や道路状況によってやむを得ず発生する異音の場合は、強化部品を装着するという手があります。しかしながらドライブシャフトの強化部品はマニアックすぎてナカナカ探せないのも事実でしょう。

一部スポーツカー以外は僕も耳にしたことがありません。

■ドライブシャフト異音の類似異音


トラックやバン、オフロード系のクルマにはナックルストッパーという部品が付いていることがあります。この部品は文字通りハンドルをすえ切り時にナックルに当たる音を軽減させるプラスティック部品ですが、消耗部品なので破損してなくなっているケースが良くあります。

ナックルストッパーが破損していると金属が直接干渉するため「ガキッガキッ」という連続した金属音が発生することがあります。発生する条件がドライブシャフト異音とほぼ同じなので注意してください。

ボールジョイントがたつき異音

段差などで足廻りから「ゴトゴト」「コトコト」異音を発生させるボールジョイント異音の原因と対策

最初は大きな段差でしかしなかった「コトコト」音がちょっとした道路のギャップで「ゴトゴト」異音が発生するようになってきた場合ボールジョイントの磨耗による異音の可能性があります。

■ボールジョイントとは


ボールジョイントとは可動しなければならない部分でなおかつ高負荷がかかる部分に用いられるボールと受け部から構成され、人間で言えば関節の役目をする重要部品になります。

この関節部分が磨耗すると主にロアアームのボールジョイント、ダブルウィッシュボーン式のサスペンションではロアアーム ボールジョイントに加えてサスペンション アッパーアーム ボールジョイントで異音が発生しやすくなります。

ボールジョイントはアーム系以外の繋ぎにも多く使われていますがこのページでは主にロア、アッパーボールジョイントについて書かせていただきます。それではボールジョイントの異音の発生原因と対策についていくつか挙げてみます。

■ボールジョイント異音の原因


1,走行過多による磨耗

もともとボールジョイントという部品は長い期間使用できますが、消耗部品と定義されており走行を重ねていくうちに磨耗してガタツキが出てくる部品なので10万キロ以上走行したようなボールジョイントから異音がするのなら、正常の範囲内でしょう。

こういった走行過多の状態でのボールジョイントからの出方であれば他に原因があるということもとりあえずは考えなくても良さそうです。

2,過負荷走行、過積載による異常磨耗

レースやスポーツ走行、悪路走行、過積載などボールジョイントに負荷がかかるような状況下ではボールジョイントの磨耗が早くなる可能性が高くなります。

こういった状況では症状の進行が早く、早期修理しないとアームが抜けてしまい走行不可能になったりする可能性があり大変危険なので十分注意してください。

3,事故などによる衝撃による損傷

事故などで急激に大きな衝撃を受けるとアームのリンクをしているボールジョイントには衝撃が集中します。負荷に対する力はかなり強いボールジョイントですが事故のような想定外の力を受けると損傷する可能性があります。

もっともボールジョイントが損傷するような事故では他にもダメージが波及するのでそのまま走行してしまうようなことは無いと思いますが、異音発生時には早期修理を心がけてください。


■ボールジョイント異音の対策と予防


1,ボールジョイントの交換

基本的に異音が発生した場合の対策は交換以外にはありません。簡易的な修理方法なども無く、異音が発生したら早期交換をするのが大きなトラブルを避ける手段になります。

また交換は特殊工具が必要になりますし、無理に交換しようとすれば他の部分を損傷させてしまったりしますので修理工場に依頼するのが一番無難かつ確実です。

2,積載重量の適正化

予防としては積載重量を適正化して車両の負荷をメーカーが想定している範囲内にすることが必要です。過積載はベアリングなどの部品にも悪影響を与えますので注意してください。

3,過負荷走行について

レース走行については負荷がかかることを前提にしてますので異音に気をつけて大事故に繋がる様なことが無いようにメンテナンスをしっかり行えばいいと思います。

4,悪路走行について

悪路走行で気をつけたいのは症状に気がつかないことです。悪路だからこのくらいの音は出るだろうという感じで気が付かない方もいるようです。

荷物を載せていたりするとなおさらです。点検にこまめに出していれば発見されるでしょうが、心当たりのある方はちょっと耳を澄まして異常音がしないか気にしてみてください。

■ボールジョイント異音の点検方法(ロアアーム)


異音がボールジョイントから出ているものなのか点検するためにはリフトアップする必要があります。車を上げた状態でタイヤを持ち上げるか、ボールジョイントから上の部分をこじって負荷を掛けて点検するため、ジャッキアップでは大変危険な作業になります。

そこで上手にディーラーなどを利用しましょう。ディーラーなどで突然異音の点検をしてくださいと申し出ても対応に時間がかかる可能性がありますので、あえて最初から「ボールジョイントのガタだけ見てもらいたいんですが」といってみましょう。

リフトで上げるだけなので料金を請求されることも無いと思います。(保証はできませんが以前働いていたディーラーでは貰っていませんでした)

■ボールジョイントのリコールなど


実はボールジョイント関係の部品は外車、国内、問わず対策品やリコールなどが数多く出ています。それだけ異常が起きやすい過酷な条件にさらされるにも関わらず耐久性を必要とされる重要部品ということなのです。

もしかしたら無償修理の対象かもしれませんので、取り扱いディーラーに相談してみることをオススメします。

サスペンションサポート不良異音

サスペンションサポート不良による旋回時のきしみ音などの原因と対策について。

車庫入れ時などハンドルをすえ切りするようなときに「ギギギ・・・」というきしみ音が激しい場合や走行時の段差で同じくきしみ音や「カチカチ」異音がする場合はサスペンションサポートの当たり不良の可能性があります。

■サスペンションサポートとは


サスペンションサポートとは純正ならばサスペンションアッパーマウント部(上部)にブーツと一体になっているゴムの部品で、スプリングとアッパーマウントが直接触れて磨耗損傷したり金属音などの異音が出ないようにする役割を持っています。

また純正パーツ以外のサスペンションの場合はサスペンションサポート自体が無い可能性があり、このような場合は異音としては出やすい傾向にあるのでオリジナルでサスペンションサポートのシートを作成することで異音を防ぐこともできます。

※サスペンションサポートの呼び名はメーカーなどで異なることもあります。

■サスペンションサポート異音の原因


1,経年劣化による硬化、劣化

純正品のサスペンションのほとんどにゴムを使用しているため、年月の経過と共にどうしても硬化、劣化して異音が発生する可能性がある部品です。

交換する頃にはそんなにお金を掛けたくないな~という年月が経過しておりショックアブソーバー(減衰機構)もへたっているのでどうせ交換するならば思い切ってサスペンションごと交換してしまうのも選択肢の一つです。

2,組み付け不良

サスペンションサポートにはスプリングをガイドするような型ができており、これを無視したり、位置ズレをしたまま組み付けると異音が出やすくなります。

3,製品、部品不良

ゴム部品ということもあって製造時の素材によって品質が左右されますので、品質不良があると部品の早期劣化、硬化によって異音が発生する可能性が高くなります。

4,季節、天候、温度

雨の日だけ、冬だけ、夏だけといった異音の症状はサスペンション関係だけではなく異音全般に良くあるものですが、このような場合は発生状況が確定すれば異常とは言いがたいのかもしれません。

このためキチンとした発生状況確認がされた場合は修理依頼は難しいといえます。

■サスペンションサポート異音の対策


1,サスペンションサポート交換

組み付け不良の場合は組みなおしで対応。製品不良、経年劣化による硬化、劣化の場合は交換によってもっとも確実に異音の症状を解消することができます。

作業するとなるとスプリングコンプレッサーという特殊工具が必要になるのでDYI整備向けではありません。

2,シリコングリス塗布による簡易異音対策

サスペンションサポートのスプリング当たり面にスプレー式シリコングリスを噴射して簡易的に異音を止める方法です。根本的な解決方法ではありませんが、異音だけ直したいという方はお勧めでもっとも簡単な方法です。

またスプレーの使用は一般的に使用頻度が最も高いCRC潤滑油のスプレーはゴム部品を変質(膨潤)させるので使用厳禁です。シリコングリスのスプレーを使用しましょう。

3,サスペンションシート自作(DIY)

サスペンションサポートが特についていない社外品のサスペンションなどにはサスペンションシートを自作することによって異音を防止することも可能です。

薄いアクリル板、ゴムシートをコンパスカッターで切り抜いて接着するか、外装用の厚めのカッティングシートを同じくコンパスカッターで切り抜いて自作してみましょう。

スプリングコンプレッサーが無いとできない作業なので依頼するか、工具を借りるなどしないとできない作業になってしまいます。

ショックアブソーバー抜け

段差などで「コトコト」異音を発生させるショックアブソーバーの抜けについて原因と対策。

走行中に道路の段差などで足廻り、下廻りから「コトコト」「ゴトゴト」異音が発生する場合はショックアブソーバーのオイル漏れ等による抜けの可能性があります。

■ショックアブソーバーとは


ショックアブソーバーとはサスペンション(緩衝機構)のスプリングによる衝撃吸収時に上下の動きを静めるために設けられた窒素ガスとオイルを封入した筒状の減衰(ダンパー)機構です。

もし減衰機構であるショックアブソーバーが無ければスプリングによっていつまでもフワフワして車の挙動が落ち着かなくなってしまいます。したがって乗り心地にフワフワ感が出ている場合もまたショックアブソーバーの抜けが考えられます。

■ショックアブソーバー抜けの原因


1,悪路走行

悪路走行、すなわち砂利道や荒れた路面の走行が多いと、それだけショックアブソーバーにかかる負担も大きくなくなるため消耗も早くなってしまいます。

2,過積載

足廻り全体に過負荷をかける過積載も当然のように抜けの原因となります。過積載によって車両が沈み込むことによってショックアブソーバーがフルボトム状態で使用されているケースなどにはショックアブソーバー抜けによる異音が多くなっています。

3,レース、スポーツ走行

だいたいの車両に社外の足回りが装着されていると思いますが競技用パーツは純正パーツよりも保障期間が極端に短くなっていますし、足回りを固めた時点で異音はあきらめているかもしれませんが、レースなどで過負荷走行すると抜けなどの症状も起こりやすくなります。

4,ローダウンスプリング

手軽にカスタマイズできるローダウンスプリングと純正ショックアブソーバーの組み合わせですがスプリング力を下げることによるローダウンは、ボトムする量が増えてショックアブソーバーに負荷がかかります。

またスプリング力を強化して短いスプリングでローダウンした場合はスプリング力にアブソーバーが負けて動き量が多くなり負荷がかかるためにこれもまたショック抜けの原因になります。

■ショックアブソーバー抜けによる異音対策


1,ショックアブソーバー交換

異音が発生したら解消するには交換しか手段がありません、保証適応期間内ならいいのですが実費で純正品に交換すると結構な金額がかかります。

純正部品がベストともいえますが、せっかく交換するなら社外品のほうが安くて自分にあったものを選べますので、もし純正以外に抵抗が無いのなら選択肢の一つとして社外サスペンションに交換するという方法もあります。

2,使用の適正化

レースなどは痛むことを前提としており、悪路走行はやむを得ないのでショックアブソーバーがへたるのは対策という表現が当てはまりませんが過積載は想定外の部品損傷をもたらし事故を引き起こしますので止めましょう。

3,,ローダウンスプリングとセットで交換する

ショックアブソーバーとローダウンスプリングは結局のところ純正との組み合わせがマッチングしないため不具合がおきやすく純正品の保証が効かなくなってしまいます。

どうせ交換するならローダウンスプリングと一緒にセットでショックアブソーバーも交換してしまい純正は純正のまま保存しておくなりした方がいいかと思います。

4,オーバーホールサービスを利用する

純正部品でも一部の自動車ではオーバーホール(分解整備による最小部品の交換)ができるサスペンションを装着している場合があります。多くはスポーツカータイプの車になりますが、心当たりがあれば聞いてみるのも出費を抑える可能性を高めると思います。

また社外のサスペンションではオーバーホールサービスを行っているパーツメーカーがほとんどですので交換はできないけど、性能を取り戻したいという人にはオススメです。

ステアリングシャフトリンク異音

ハンドルを切ったとき異音を発生させるステアリングシャフトリンク系の異音の原因と対策。

車庫入れなどでハンドル半回転、または1回転ごとに「ゴリ、ゴリ」「ガコ、ガコ」という異音がする場合はステアリングシャフトリンク系から異音が発生している可能性が考えられます。

■ステアリングシャフトリンク系とは


ステアリングシャフトは1直線のシャフトではなく大体2~4箇所のユニバーサルジョイントを介してステアリングラックにハンドル操舵力を伝えています。

リンク系とはこのユニバーサルジョイントのことを指しています。ユニバーサルジョイントは場所やスペースなどの制約で角度を変えて動力を伝達しなければならないような部分に用いられます。

また、工具やプロペラシャフトなどにも利用されています。

■ステアリングシャフトリンク系異音原因


1,ユニバーサルジョイント角度不良

通常は角度が自然に変動してしまうことはありませんので外部的な力による変形や取り付けのズレなどが直接的な原因となります。角度が大きすぎるとユニバーサルジョイントが回転するたびに「ゴリ、ゴリ」という異音を発生させます。

2,ユニバーサルジョイント損傷、部品不良

ステアリングシャフトのユニバーサルジョイントは、そんなに大きな力が掛かるところではありません。(ドライブシャフトなどに比べて)しかしながら角度が大きくついている車両などでは損傷しやすかったり、ちょっとしたガタで異音が発生してしまう可能性があります。

要は異音が発生する場合、設計上の強度不足なども原因として考えられるということです。

3,リンク及びシャフトの取り付け不良

平たく言えば緩みによる異音です。ユニバーサルジョイントなどのリンク系とシャフトはスプライン勘合されているので勘合部に緩みがあっても、すっぽ抜けない限り異音を発生させながらもその役割を果たします。

人為的な部分が大きいのですがとりあえずは原因の一つとして考えてもいいとおもいます。

■ステアリングシャフトリンク系異音の対策


1,ユニバーサルジョイントの交換

ステアリングシャフトの異音ではリンク系であるユニバーサルジョイント以外に原因はほとんど考えられませんのでシャフトから異音が出ていると分かれば交換したほうが確実に異音を修理できます。

部品単体の金額はたいしたことないのですが、どの部分のユニバーサルジョイントかをによって工賃などが変わってくるので、部品の詳細特定ができれば最小限の工賃で済むはずです。

2,ユニバーサルジョイントに固めのグリスを補充

ユニバーサルジョイントのガタが大きいことによる異音に関しては、ガタツキ時にショックを減衰させるためにダンパー効果の高いブレーキプロテクターグリスなどを補充すれば交換しなくても異音を低減させることができます。

ダンパー効果の高いグリスとはワコーズのブレーキプロテクターグリスなどがそれに当り、耐熱、耐水、耐劣化性能に優れブレーキ鳴き止めなどにも幅広く使えるため大変便利です。

■ステアリングラック異音の類似異音について


ステアリング系の異音は金属でリンクされており詳細部位の特定が困難なので類似異音についてなんですがスタビライザーブシュの異音とステアリングラックの異音があります。
※スタビライザーはステアリング系ではありません。

スタビライザーブシュの異音はハンドルを切ってある程度よじれが出てから異音が発生しますが、ステアリングラック異音は切り替えした瞬間や切り初めなど比較的動作初期で発生します。

ステアリングシャフト系の異音はシャフトのリンク角度が変動するときに出る異音ですので、判断つき難いのですがリンク部分を見ながらハンドルを回して異音の出るタイミングとあっていればリンク系と判断できます。

ステアリングラック異音

ハンドルを切り返したときに金属音のような異音を発生させるステアリングラック異音について。

車庫入れの時などに比較的大きくハンドルを切り返したときなどに「カコ」「ガキ」という異音が発生する場合はステアリングラック内の異音が考えられます。

■ステアリングラックとは


パワーステアリング装置の重要部品で回転というハンドル操作をタイヤの向きを変えるという動きに変換している装置でラック、ピニオン、パワーピストンなどで構成されています。

電動パワーステアリングは内部構造こそ異なりますがハンドルの回転をタイヤの向きを変えるという動きに変換される点では同様の機構といえます。

■ステアリングラック異音の原因


1,ボールジョイントのガタ

ステアリングラックはタイヤの向きを変える役割というところから様々な方向に可動しなければいけません。そのためにラックエンド(ラック先端)などにボールジョイントを用いて様々な可動方向に対応しています。

多走行、過負荷などによってガタが発生することがありますが実際に異音が出ているボールジョイントを特定するのは骨が折れる作業です(ラック全体に音が響くため)

2,ラック、ピニオンのガタ

ラックとピニオンが噛みあう部分でガタが大きいとハンドルの切りはじめや切り返し時に異音が発生することがあります。これも主な原因は走行過多による消耗などです。

3,タイヤ側面からのダメージ

1,2のようなガタが発生する原因として走行が多いことによる消耗を主原因として挙げていますが、ボールジョイントの特性上可動範囲外に持っていかれるような力が掛かると簡単に損傷してしまいます。

つまりタイヤ側面からの大きな衝撃などを受けると損傷によりガタが発生するようなことも少なくないということです。

ステアリングラック異音の対策


1,ステアリングへ装置への過負荷を低減

ステアリング装置への負荷とは足回り関係では再三書いていますが過積載などが挙げられます。車種にもよりますがステアリングを切りながらの急ブレーキで損傷する車種も存在しますのでレースなどでも車両特性を知っておくことが重要です。(この場合特性というか欠陥ですが)

2,ステアリングラック修理、交換

残念ながらステアリングラックからの異音を修理するとなれば、ボールジョイント部、ラック、ピニオン部どちらにしてもASSY(構成部品丸ごと)交換になると思います。

なぜならば分解交換する金額とASSY交換の金額がさほど変わらない、またはどの部分から出ているのか異音の発生部位が絞り込めないなどの技術的な問題もからんでくるからです。

実費交換の場合出費を避けるためにリビルト部品と呼ばれる修理中古部品をディーラーで探してもらうか自分で購入して持ち込むなどすれば半分くらいの金額に抑えることが可能なので是非活用してみてください。

■ステアリングラック異音の類似異音について


類似異音としてスタビライザーブシュの異音とステアリングシャフトリンク系の異音があります。

スタビライザーブシュの異音はハンドルを切ってある程度よじれが出てから異音が発生しますが、ステアリングラック異音は切り替えした瞬間や切り初めなど比較的動作初期で発生します。

ステアリングシャフト系の異音はシャフトのリンク角度が変動するときに出る異音ですので、判断つき難いのですがリンク部分を見ながらハンドルを回して異音の出るタイミングとあっていればリンク系と判断できます。

スタビライザーブシュ硬化異音

ハンドルを切ったときに「ガキン」という異音を発生させるスタビライザーブシュ硬化異音について

スタビライザーブシュとは自動車のロール(傾き)を抑えるために設けられたスタビライザーバーと呼ばれるバネの金属棒を固定している部分に用いられているゴム部品です。

スタビライザーブシュが硬化、収縮してしまうとハンドルを切ったときに「ガキン」「ガキッ」と金属音のような音がすることが稀にあります。

■スタビライザーブシュ硬化原因


経年劣化による硬化

スタビライザーブシュはゴム部品であるため経年劣化による硬化は避けられないのが事実です。しかし耐久性のある部品で、足廻り関係ではそれほど大きな負荷がかかる部分ではないので硬化しても、さほど問題では無いのですが車両によってはブシュとスタビライザーにずれが生じて異音を発生することがあります。

製品不良

ゴム部品の中には明らかに製品不良であると思われる異常な劣化や硬化をするものがあります。ゴム部品は製造工程や成分によって性質が大きく変化しますので耐久性などを誤って作られた場合このような異音が発生しやすいのは言うまでもありません。

■スタビライザーブシュ異音の対策


経年劣化の場合は交換

スタビライザーブシュに限らず経年劣化したブシュ等は交換すると、どことなく足廻りに締りが出て車の走りが復活したように感じることができます。もちろんブシュ関係に原因があって異音がしている場合は解消することができます。

ブシュのグリスアップ

本来ならば交換をしなければいけないところですが異音だけを解消したい場合はグリスを塗ることによって解消することも可能です。スタビライザーを外すのも面倒(外すならブシュ交換したほうが良い)なので浸透性の高いスプレー式のグリスを使用します

浸透性だけで考えればCRE556のようなCRC潤滑油が適しているのですが、CRC潤滑油はゴム製品を膨潤させるので使用厳禁です注意してください。(鉱物油は全てダメと解釈してください)

ゴム製品に使用していいグリスは、シリコングリスやラバーグリスだけです。耐久性と使用用途の広さを考えると万能に使えるシリコングリスがベストです。

ブレーキ系の鳴き止め兼用でワコーズのSSG シリコーングリース エアゾール A281を使用するのも良いかと思います。チューブ式は浸透させるのが困難なので使用するならエアゾール式でしょう。

■異音に関するアドバイス


スタビライザーブシュの異音はステアリングラックから発生する異音と似ていることが多く判断が難しいことがあります。ステアリングラックから異音が出ている場合はハンドルすえ切りを繰り返して何度も発生しますが、ゴムブッシュの場合は、ねじれ、よじれが関与してきますので繰り返し異音が発生しないこともあります。

異音発生頻度としてはステアリングラックの方が高く、ブシュから発生するような異音は極まれというのも判断基準にしていただければいいかと思います。

ブレーキパッド移動異音

ブレーキ鳴き以外のブレーキ異音で「ガキン」「ガチン」音などの原因と対策について。

ブレーキ鳴きについてはブレーキ鳴き止め対策ブレーキ鳴きの原因と異常を参考にして下さい。このページではブレーキ鳴き以外のブレーキ異音の原因と対策を挙げてみたいと思います。

■ブレーキパッド移動大の異音


ブレーキを踏んだ一回目やバックした後の前進時一回目のブレーキング時にブレーキ周辺より「ガチン」「ガキン」という金属音が出ることがあります。

これはブレーキキャリパーからブレーキパッドが進行方向へ移動した時に発生する音で分類としては異音(異常音)ではありませんが、状況によって改善できる音なので異音として考え原因と改善対策を挙げてみたいと思います。

■ブレーキパッド移動大による異音の原因


1,ブレーキパッドホルダー部のヘタリ

普通ホルダーとはいいませんが部品役割としてブレーキパッドの耳の部分に当たる金属の部品でのことです。ブレーキパッドはこのホルダーのスプリング力によって若干前後に移動します。

この部品がへたってくると移動量が多くなったり、スプリング力が働かなくなったりしますので移動時にガチンという金属音が出やすくなります。

2,ブレーキキャリパー特有の性能

ブレーキキャリパーによってはブレーキパッドの耳とキャリパーのホルダーの隙間が元々大きい場合があります。

このような場合は新車のときこそ音はしないものの、少し使い込むとすぐにホルダーのスプリング力が低下して異音が発生する可能性があります。

■ブレーキパッド移動大の異音低減方法


1,ブレーキパッドのホルダー交換で異音低減

部品名称はメーカーによって異なると思います(部品があったら画像を公開する予定です)がこの部品が新しいうちは異音が低減できるはずですので交換をオススメします。

2,ブレーキグリスによるダンパー効果で異音低減

簡易的に異音の低減ができ、そこそこの効果持続性があることから一番のオススメ方法です。業務上でも主にグリスで異音に対応しています。

ただし普通のグリスでは対応できません。グリスの中でもかなり硬い特殊なグリスを使用して高いダンパー(減衰)効果を得ることが必須条件になります。

自動車メーカー純正のグリスもありますがWAKO'S:V160 BPR ブレーキプロテクターなどは純正のものより効果が高くディーラーでも使用しているところが多く、僕が働いていた某ディーラーでもこのグリスを使用していました。

※ブレーキプロテクターの使用方法
ブレーキパッドの耳の部分とキャリパーのホルダー部分にグリスを塗って組み付けます。このときディスクローターやパッド表面にグリスが付着しないように気をつけて作業をして下さい。

ちなみにWAKO'S:V160 BPR ブレーキプロテクターブレーキ鳴き止め対策にも抜群の効果を発揮する万能グリスです。使用方法はシムに使用するタイプでパッド表面には絶対使用しないでください。

ドラムブレーキグリス切れ

ドラムブレーキのグリス切れで発生する、ブレーキを離したときの「キー」音の原因と対策。

リヤブレーキにドラムブレーキをを採用している車でブレーキを離した時に「キー」という異音が発生する場合は、ドラムブレーキのバックプレートとライニング(シュー)あたり面のグリス切れの可能性があります。

■バックプレートグリス切れ原因


ドラムブレーキのブレーキライニングはバックプレートに背面を支えられている構造であるためバックプレートとブレーキライニングが接触する部分が数箇所設けられており、ブレーキグリスが塗布されています。

このグリスの効果によりブレーキング時にこすれあっても異音が発生しないようになっていますが、グリスは繰り返しのブレーキングなどの影響で徐々に切れていきます。

さらにグリス切れを起こすと金属でできているバックプレートはライニングとの接触面に錆が発生してしまい、異音の原因をさらに呼び込んでしまいます。

しかしながらドラムブレーキは水分も浸入する構造ですし、鉄でできている以上このような事態は避けて通れない現象であることも確かです。

■バックプレートブレーキ鳴きの対策


原因がグリス切れということでハッキリしていますので、対策も一つです。バックプレートとブレーキライニングの接触面にグリスを塗りなおせばいいだけです。

本格的に効果のある鳴き止め用のグリスを塗布するのなら分解した方がよいのですが、とりあえずしばらく音を止めたいのならば、ドライバーなどでブレーキライニングをこじって少し浮かせて間から接触面のグリス切れしている部分にスプレー式のグリス を使用するという手があります。

本格的に清掃などを必要としない場合は分解しない方が手軽にできますし、スプレー式のグリスの効果もかなり高いのでオススメの鳴き止め対策です。

スプレー式のグリスならば何でもいいというわけではなくある程度粘度が高く専用のブレーキグリスでないと垂れたグリスがブレーキライニングに付着してブレーキの効き不良などが起きて危険ですので必ず専用のスプレー式ブレーキグリスを使用しましょう。

オススメのグリスはワコーズのSSG シリコーングリース エアゾール A281です。ワコーズの潤滑油関係は非常に性能が高く信頼性もあるので安心して使用できます。

ハブベアリング消耗異音

走行時うなり音の異音と振動が発生するハブベアリング消耗時の異音原因と対策。

走行時に足廻りから常に居眠り防止のセンターラインを踏んだような振動、異音が「ウォーン」「ボー」というようなうなり音と共にボディーに伝わってくる場合はハブベアリングが消耗、または損傷している可能性があります。

過積載をするようなバンやトラックは後、一般の乗用車でスポーツ走行など目的として使用している場合は前から音が出やすくなっています。

■ハブベアリングとは


簡単に説明させていただきますとタイヤが回転している中心部で車重を支えながら回転をさせるための軸受けの部品で、ドーナツ型でインナーレース、アウターレース、ボールまたはローラーによって構成される部品です。

小さな部品ながら各タイヤの車重を全て受けながら最小限の回転抵抗に抑え、タイプによってはタイヤの抜け出しなども防止している自自動車部品の中でもかなり重要な部品です。

■ハブベアリング損傷、消耗の原因


1,多走行による消耗

ハブベアリングは過酷な状況にさらされており、走行と共に消耗して行きます。多走行車では異音発生原因としては妥当で10万キロも走ればベアリングが消耗し音が出始めることも少なく無いので消耗部品の一つとして交換をすれば解決します。症状の進行もゆっくりなので特別な故障ではありません。

2,過積載による消耗、損傷

過積載はメーカーの想定外での走行なので、いつ急激にベアリングが損傷するとも限りません。ベアリングに異常が起きると大抵異音と振動を伴いながら比較的ゆっくりと症状が進行しますが、過負荷では突然損傷してタイヤが抜け出して大事故ということも考えられます。

ベアリング消耗自体の消耗も積載量にもよりますがかなり進行しやすい状態です。いつ故障が起き、急に進行するか分かりませんので過積載は止める様にしましょう。

3,事故、改造によるアライメント不良

事故の影響や車高調などの足廻り系の改造によってアライメントが狂うとベアリングにかかる負荷が大きくなってベアリング損傷や、消耗が早くなるなどの症状が出ます。

改造については特にキャンバーを調整できるタイプの車高調でネガティブキャンバー側に大きく調整している場合、事故についてはタイヤ、ホイール、アーム関係をヒットさせるような事故を起こした場合にアライメントが狂いハブベアリングへの負荷が大きくなる可能性があります。

■ハブベアリング異音の対策と予防


1,ハブベアリングの交換について

実際に音が発生してしまった場合の対策としては交換する以外治す手段はありません。重要部品になりますので音が発生したらディーラーなどで交換を依頼しましょう。

一般にハブベアリング交換はタイプによって交換難易度も様々ですがプレス圧入式になっている場合も多いので、プレスやサンダーなどの特殊工具が必要でDIYで整備するのは避けたほうが無難であると思います。

2,積載重量の適正化

ハブベアリングの損傷によって異音が発生して交換しても使い方が変わらなければ早期消耗は避けられません、過積載は様々な部品に過負荷をかけ危険なので止めましょう。

3,キャンバーの適正化(調整)

ハブベアリングは軸受けなのでキャンバー(車両前面から見たときのタイヤの傾き)による負荷を受けやすく極端にプラス、マイナスにキャンバーを傾けるとベアリングを消耗させてしまいます。

スポーツ走行においてキャンバーのマイナス(ネガティブキャンバー)化は重要ですが角度の付けすぎは逆効果です。適正化をして足回りの負荷を軽減して安全にスポーツ走行できるようにしておきましょう。

4,定期的なグリス交換

最近のハブベアリングは無給油式のものが増えてきてグリス交換を行うことも少なくなってきましたが、バン、トラック系の車両ではグリス封入型のベアリングが採用されている場合がまだまだあります。

グリス封入型のベアリングは定期的に(車検ごとくらいがベスト)交換することでベアリングの寿命を伸ばすことができます。

ブレーキ振動の原因、対策

ブレーキを踏んだときに振動を感じる場合の原因と対策について。

■ブレーキ振動の原因


ブレーキを踏んだときにハンドルやボディーの振れやブレーキペダルへのキックバック(細かい跳ね返り振動)がある場合はブレーキのディスクローターの歪みが考えられます。

またハンドルの振れやキックバックが全くないのにもかかわらず、ブレーキ振動が出る場合ブレーキドラムの歪みや偏芯が考えられます。(後ブレーキがドラムブレーキ式の場合に限る)

1,ブレーキディスクローターの歪みとは

現在の自動車のブレーキ機構でフロントブレーキには必ずといっていいほどディスクブレーキが採用されており、ブレーキパッドでディスクローターと呼ばれる駆動軸に固定され同軸回転する鉄の円盤を挟み込むことによって制動力を得る仕組みになっています。

ディスクローターは固定されていますので回転するに当たって歪みがあったりするとブレーキをかけてブレーキパッドで挟み込んだときに振動が発生してしまいます。このときの振動は高速回転しているほど速く大きく感じられます。

またフロントブレーキはステアリング機構ともリンクを介してつながっていますのでディスクローターに振れが発生するとステアリングも細かく振れることが多いのです。

ディスクローターは金属でできていますので熱などの影響で歪むこともそう珍しいことではありません。

2,ブレーキドラムの偏芯とは

ファミリーカー、コンパクトカークラスでは後ろのブレーキにドラムブレーキというドラム型のフタの中からブレーキシュー(ライニング)と呼ばれる摩擦剤を押しあてて制動力を発生させています。

ディスクローター = ブレーキドラム、パッド = ライニングと考えると分かりやすいかと思います。ようは形状が違うだけでそれぞれの役割は同じです。

ディスクブレーキ同様にして歪みが発生すると振動が発生しますがステアリングと繋がっていないためステアリングへの振動は出ずに、主にボディー振動として伝わります。

■ブレーキの振れ対策


対策と言ってもブレーキディスクローターが歪んでしまった場合は2択しかありません。ローター研磨、もう一つはローターの交換です。ドラムに関しては交換以外手がありません。

1,ブレーキディスクローター研磨

特殊切削機器により100分の1ミリ単位で研磨を行い歪みを修正する方法で繰り返し研磨を行えば大抵修正ができますが意外と高価格。材質に問題があり歪んでしまった場合などは再発の可能性も高いため実費修理の場合は交換をオススメします。

2,ブレーキディスクローター交換

ローター自体そんなに高額なものではありませんのでブレーキ振動を直すのだったらブレーキローターを交換してしまうのが一番手っ取り早いかと思います。

またこれを機会に社外ローターを入れるという選択肢もあります。社外ローターは性能も様々なのですぐに歪みが再発してしまう場合などにはオススメの解決方法と言えます。

3,ブレーキディスクローターの交換方法

センターローラーベアリングの場合はセンターベアリングを外す。そのほかの場合はフロントブレーキバックプレート裏のキャリパー固定ボルトを外してキャリパーを取り外せば簡単にローターは取れるので自分でもできますが、分解整備は必ず有資格者の検査が必要なので本来DIY整備は禁止です。

■ブレーキ振動の+アドバイス


1,ディスクの歪みかドラムの歪みか判断付きにくい場合は走行中にサイドブレーキを少し(ゆっくり)掛けてみて振動すればドラム、振動しなければディスクローターという判断もできます。

2,ローター歪みの振動は再発が多く材質不良も少なくありませんので実費修理の場合は研磨より確実な交換をオススメします。金額もそう大差ないはずです。

ブレーキ鳴き止め対策

自動車やバイクのブレーキには避けて通れないブレーキの鳴き止め対策、軽減方法について。

まず今出ているブレーキ鳴きが残量が少なくなっている警告音でないことを自動車のブレーキ鳴きで確認してから当記事の鳴き止め対策を読んでください。

■ブレーキの鳴き止め対策


1,ブレーキ面取り

ブレーキ鳴き止め対策方法として一番ポピュラーでよく行われる方法ですが、ブレーキパッドの表面と角部を100番程度の荒めの紙やすりなどでを研磨することによって摩擦係数を変化させて共振を抑えてブレーキ鳴きを軽減する方法です。(ブレーキ鳴き=ブレーキパッドとディスクの共振です)

2,ピストンバック

ブレーキキャリパーのピストンを一回押し戻す事によってキャりパーピストンのこじれを修して正当りを均一化させる目的で行います。これによっても共振点をずらすなどの効果があります。

3,スリット切削

ブレーキパッドの中心にスリット(切り込み)を入れることにブレーキパッドの接触面を2分割することによって共振を起こりにくくします。スリット入りのブレーキ鳴き対策パッドも出ているくらいなので効果は結構高いです。

ただし作業はシビアなので整備工場などに依頼するのがベストです。自分で作業する場合はイトノコなどで行うとスムーズに行くと思いますが、自己責任で作業を行ってください。

4,パッド交換

摩擦係数が高いほどブレーキ鳴きが発生しやすいため、若干摩擦係数の低いブレーキパッドに交換する方法です。ロングライフ(長持ち)タイプのブレーキパッドは摩擦係数が低い傾向にあります。

逆にレーシングタイプのブレーキパッドは摩擦係数が高くブレーキ鳴きが発生しやすい傾向にあります。

5,鳴き止め剤塗布

別名制動バランス向上剤と呼ばれるものの塗布で、最も簡単なのですが最終手段にしていただきたいと思います。限度が分かっていれば安全に使えるものですが、明らかに制動力が低下します。

ブレーキパッドの両端に少しずつ塗布する程度で十分です。他にも鳴き止め剤はいくつか種類があり作業は簡単ですが効果の持続はいずれにしても短いです。

6,シムのグリス補充

ブレーキパッドにはシムと呼ばれる金属板がついておりパッドとシムの間にはグリスが塗布されておりダンパー作用によりブレーキ鳴き防止などの役に立っています。

しかしグリスはブレーキの熱を受けて溶け出したり劣化して徐々に機能を失っていきます。そのためブレーキ鳴き防止対策として専用グリスを補充する方法があります。

グリスは通常のシリコングリスでも構いませんがワコーズのブレーキプロテクターグリス等の硬度の高いグリスは抜群のダンパー効果で鳴き止め対策に適した特殊グリスです。

■ブレーキの初期鳴きについて


ブレーキ鳴き止め対策についていくつか提案しましたがそもそもブレーキ鳴きは自動車にとって避けては通れないもので100%止める確実な方法は一般的な手法では存在しません。

特に初期鳴きと呼ばれる朝一番車を動かすときに軽くブレーキを踏んだときに出るようなブレーキ鳴きは原因がディスクローターに付着したブレーキダストのサビや結露による水分の付着であったりするため鳴き止めが困難です。

■ワンポイント

しかしながらキャリパーの形状などにブレーキ鳴きを誘発する原因があり、改善対策が入っている場合もあるかもしれませんので取扱店のディーラーなどに相談してみるのはいいと思います。

ブレーキ鳴きの原因と異常

自動車やバイクのブレーキ鳴きの発生メカニズムと正常、異常の判断について。

■一般的なブレーキ鳴き


自動車のブレーキはディスクロター又はブレーキドラムとパッド又はライニングと呼ばれる摩擦材との摩擦力によって制動力を発生させています。

摩擦力は通常、制動力と熱に変換されますがブレーキ装置の摩擦係数は気候、温度、湿度によって変化しますので場合によっては音に変換されます。

これがいわゆる一般的に「ブレーキ鳴き」と呼ばれている現象ですが異常ではありません。

■異常時のブレーキ鳴き


ブレーキ鳴きの中でも異常なものもあります。

ディスクブレーキではブレーキパッドが無くなる前にパッドウェアインジケータと呼ばれる金属部品がディスクローターに接触させることによって故意的に金属音の異音「キーキー音」を出し交換時期を知らせる仕組みになっています。

これは一般的な自然現象によるブレーキ鳴きではなく異常を知らせる異音といえます。

完全に聞き分けるのは困難ですがブレーキング時に常時鳴いているような場合は異常である可能性が高いのですぐに点検を受けた方が安全といえます。

またブレーキパッドが完全になくなってしまうと摩擦剤であるパッド部分の裏金が直接ディスクローターに接触することによって激しい異音や「ガーガー」や「ガリガリ」といった音がしブレーキペダルにも感覚が伝わってきます。

また制動力の低下やブレーキ装置の損傷による効き不良がおき大変危険です。
ブレーキの初期鳴きやブレーキ鳴き止め対策についてはこちらを参考にして下さい。

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