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ブレーキ振動の原因、対策

ブレーキを踏んだときに振動を感じる場合の原因と対策について。

■ブレーキ振動の原因


ブレーキを踏んだときにハンドルやボディーの振れやブレーキペダルへのキックバック(細かい跳ね返り振動)がある場合はブレーキのディスクローターの歪みが考えられます。

またハンドルの振れやキックバックが全くないのにもかかわらず、ブレーキ振動が出る場合ブレーキドラムの歪みや偏芯が考えられます。(後ブレーキがドラムブレーキ式の場合に限る)

1,ブレーキディスクローターの歪みとは

現在の自動車のブレーキ機構でフロントブレーキには必ずといっていいほどディスクブレーキが採用されており、ブレーキパッドでディスクローターと呼ばれる駆動軸に固定され同軸回転する鉄の円盤を挟み込むことによって制動力を得る仕組みになっています。

ディスクローターは固定されていますので回転するに当たって歪みがあったりするとブレーキをかけてブレーキパッドで挟み込んだときに振動が発生してしまいます。このときの振動は高速回転しているほど速く大きく感じられます。

またフロントブレーキはステアリング機構ともリンクを介してつながっていますのでディスクローターに振れが発生するとステアリングも細かく振れることが多いのです。

ディスクローターは金属でできていますので熱などの影響で歪むこともそう珍しいことではありません。

2,ブレーキドラムの偏芯とは

ファミリーカー、コンパクトカークラスでは後ろのブレーキにドラムブレーキというドラム型のフタの中からブレーキシュー(ライニング)と呼ばれる摩擦剤を押しあてて制動力を発生させています。

ディスクローター = ブレーキドラム、パッド = ライニングと考えると分かりやすいかと思います。ようは形状が違うだけでそれぞれの役割は同じです。

ディスクブレーキ同様にして歪みが発生すると振動が発生しますがステアリングと繋がっていないためステアリングへの振動は出ずに、主にボディー振動として伝わります。

■ブレーキの振れ対策


対策と言ってもブレーキディスクローターが歪んでしまった場合は2択しかありません。ローター研磨、もう一つはローターの交換です。ドラムに関しては交換以外手がありません。

1,ブレーキディスクローター研磨

特殊切削機器により100分の1ミリ単位で研磨を行い歪みを修正する方法で繰り返し研磨を行えば大抵修正ができますが意外と高価格。材質に問題があり歪んでしまった場合などは再発の可能性も高いため実費修理の場合は交換をオススメします。

2,ブレーキディスクローター交換

ローター自体そんなに高額なものではありませんのでブレーキ振動を直すのだったらブレーキローターを交換してしまうのが一番手っ取り早いかと思います。

またこれを機会に社外ローターを入れるという選択肢もあります。社外ローターは性能も様々なのですぐに歪みが再発してしまう場合などにはオススメの解決方法と言えます。

3,ブレーキディスクローターの交換方法

センターローラーベアリングの場合はセンターベアリングを外す。そのほかの場合はフロントブレーキバックプレート裏のキャリパー固定ボルトを外してキャリパーを取り外せば簡単にローターは取れるので自分でもできますが、分解整備は必ず有資格者の検査が必要なので本来DIY整備は禁止です。

■ブレーキ振動の+アドバイス


1,ディスクの歪みかドラムの歪みか判断付きにくい場合は走行中にサイドブレーキを少し(ゆっくり)掛けてみて振動すればドラム、振動しなければディスクローターという判断もできます。

2,ローター歪みの振動は再発が多く材質不良も少なくありませんので実費修理の場合は研磨より確実な交換をオススメします。金額もそう大差ないはずです。

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