QMI・CPCペイントシーラント

テフロン樹脂系のボディーコーティングであるQMI・CPCペイントシーラントの効果・施工・評判。

QMI・CPCペイントシーラントは私の知る限り溶剤の成分や施工方法は同じだったと思います。(ペイントシーラント施工を行っているディーラーに勤務していたので間違いないのですが)このページでは効果・施工方法・評判などを中心に書いています。

■QMI・CPCペイントシーラント解析


1,ペイントシーラントって?

特殊な感じを連想させるペイントシーラントとはボディーコーティングの呼び名違いで別に特殊なものではありません。日本でポリマーコーティング・ボディーコーティングと呼ばれているものがアメリカではペイントシーラントと呼ばれているだけなのです。

CPC・QMIペイントシーラントの溶剤はアメリカ製ですから、別に騙しているわけでもなく必然的にペイントシーラントとして販売したのでしょうが、その呼び名が良かったらしくディーラーなどを中心に広く普及したと言うわけです。

2,QMI・CPCペイントシーラントの効果・成分

成分的には少し特殊です。QMI・CPCペイントシーラントはデュポン社の登録商標であるテフロンを配合したテフロン樹脂系コーティングです。テフロンはフッ素ポリマーの一種ですからコーティング被膜の硬度も高いですし、防汚性能も高いコーティング剤です。

施工直後は弱撥水性、その後は疎水性から親水性へと徐々に変化していきウォータースポット防止殿効果を狙っています。艶はほとんど出ません(艶出し剤ではないので)が塗装本来の艶を長く維持をするといった性能です。

特質すべきはその防汚性能で他の市販品のフッ素ポリマー配合商品に大きく差をつけています。職業柄多くのカーワックスやコーティング剤を見てきましたし、何千台と洗車してきましたがQMI・CPCペイントシーラントの施工車はすぐにわかります。

汚れの落ち方、表面の洗い心地手触りが全く違うからです。しかしながら後に書きますがペイントシーラントには誇大広告的と取られてしまうような謳い文句の誤解がありますので、そのいい状態の持続は長くないのも実情です。

2,QMI・CPCペイントシーラントの施工方法


実は当サイトの手洗い洗車→車磨き→ワックス・コーティングの流れはQMI・CPCペイントシーラントの施工手順を少し模倣して作ったものです。新車時はコンパウンドによる磨き工程は行いませんが専用クリーナーによる処理をします。

流れとしては新車:洗車→クリーナーによる下地作り→表面脱脂処理→ポリッシャーでテフロン溶剤を塗り込む→溶剤拭き取り→完了。

使用車:洗車→塗装ダメージ処理→車磨き工程→表面脱脂処理→ポリッシャーでテフロン溶剤を塗り込む→溶剤拭き取り→完了。どちらの施工時にも鉄粉やミストの除去などは状況に応じて行い洗車後の拭き取り時にはエアなどを使って完全に水分を飛ばします。

3,QMI・CPCペイントシーラントのアフターメンテナンス


5年間ノーワックスの謳い文句で有名なQMI・CPCペイントシーラントですがノーワックスなだけでノーメンテナンスとはどこにも書いてありません。基本的には水洗いだけと書いてありますが、状況に応じて、また定期的なメンテナンスクリーナーの施工が必要と明記されています。

これらの説明を担当者がしているか、また被施工者が保証書を読んでいるか、この2点が大切です。ただ5年ノーワックスだけを全面に押し出した販売方法は誤解を生み、それが印象を下げてしまっているのは残念です。

まず保証書と説明書を熟読しましょう、メンテナンス方法についても触れています。当サイト「手洗い洗車」カテゴリーに書かれている鉄粉・樹液・鳥糞などの特殊なダメージを放置した場合保証は適応されません。ただしコーティング被膜がこれらのダメージの軽減歯します。

基本的にQMI・CPCペイントシーラント施工車の汚れなどは付属の専用メンテナンスクリーナーにて行います。メンテナンスクリーナーにはテフロン樹脂、研磨剤・石油系溶剤が含まれていますので大抵の汚れは落ちてしまいますしコーティング被膜の補修も若干できるようになっています。

対応方法については鉄粉の除去方法と対策ウォータースポットの除去方法鳥の糞害と車塗装ダメージ樹液と車塗装のダメージ花粉と塗装ダメージこびりついた虫除去方法タール・ピッチの除去方法を参考にして下さい。

※注意!以上の項目に「コンパウンドを使った研磨」が含まれている場合は必ず専用のメンテナンスクリーナーで代用してください。

4,QMI・CPCペイントシーラントはいいものか?

以上の結果をふまえて「QMI・CPCペイントシーラントはいいものか?」と聞かれたら私はこう答えます。「売り方はNGですがメンテナンスをすれば非常に効果の高いボディーコーティングです」と。実際に私も現在使用している「ブリス」の前には施工していました。

あまりボディーコーティングの知識が無いカーディーラーなどを中心に展開したことが裏目に出て売り方が誇大広告的になりよくないイメージになってしまいましたが、専門店で施工してキチンと説明を受けた人は満足しているのではないかな?と思います。

コーティング被膜は塗装を守るためのものです。そのコーティング被膜に5年間もの名が間壊れないという性能をつけること自体無理があります。実際QMI・CPCペイントシーラントのメンテナンスクリーナーにはコーティング補修のために(おそらく)テフロン樹脂が微量に含まれています。

成分を分析したわけではないので確かな情報ではないのですが研磨剤を含むクリーナーをメンテナンスクリーナーとしているのですから当然ある程度の補修効果を持ったテフロン樹脂が微量に含まれていなければコーティングははがれる一方です。

ノーメンテナンスで塗装を何年間もノーダメージで維持できるのならメーカーがとっくに高級車などに施工して出荷しているでしょう。こういったコーティングも存在しますがデメリットが大きいのです。「補修が簡単にできない・高額である」コレは最大のデメリットです。

私が思うにコーティング被膜は人間の皮膚のように壊れて再生するものが一番良いと思います。ただコーティング剤は生きていませんので自分でメンテナンスして再生させます。「塗装にダメージが浸食するのを守る」コレを手軽に行うことを可能にするのがコーティングの本来の役割だと思います。

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