ブリスの効果・性能比較

コーティング剤比較実験と実際の使用感から明らかになったブリスの効果、性能、性質について

■ガラス繊維系コーティング剤ブリスの効果、性能、性質


ブリスの性質

ブリスはガラス繊維系と呼ばれる部類のコーティング剤で、ガラス繊維素をセルロース等のバインダーでフッ素樹脂などと一緒に強力に結合させる高密度ポリマーコーティングです。

ブリスの耐久性

ブリスの使用感としてキチンとした施工であれば耐久性は公表効果の4.5ヶ月を上回るという感じです。弱撥水も意外と長続きしますし、艶に関しては何処までを効果持続とするかにもよりますが半年程度は持つようです。

坊汚性能、艶など総合的に見て効果が衰えてくるのが4.5ヶ月と取れば妥当で公表に関しては嘘偽りがなく、むしろ控えめに思えます。下地と重ね施工によってかなり効果が違ってくるようです。ガラス繊維系メンテクリーナーの施工と使用方法でいつまでもキレイな状態を保てます。

ブリスの傷消し性能と艶

ガラス繊維系のコーティングの中でも艶に関しては1番ではないかと思います。固形高級ワックスにも引けを取りません。汚れている時でもキレイだということが分かる感覚を味わえます。

その艶出し性能の影響か細かい傷を目立たなくしたり、色ボケ、くすみ等を鮮明にする効果に極めて優れています。これはコーティング剤傷消し性能比較でも実証されています。

ブリスの耐イオンデポジット性能(坊汚性能)

他のガラス繊維系コーティングと比較すると(例えばクリスタルガードワン)弱撥水性を保つ期間が長いのですが耐ウォータースポット、イオンデポジットに関する性能は通常の使用環境ならば高いといえます。

汚れの付着防止性能も比較的高く付着しても落としやすいのが特徴です。しかしながらセルフクリーニング効果については撥水性が邪魔してか小雨が降った後などでは親水系のコーティングと比較するとやや劣ります。

酸性雨や洗車中に焼きついてしまった水道水によるイオンデポジットでシミができてしまった場合はガラス繊維系メンテクリーナーでほぼ対応できます。

ブリスの撥水、疎水性

最近疎水性という言葉をよく聞きますが疎水性=弱撥水性と考えてしまっていいかと思います。それを考えるとブリスは効果実感期間が非常に長いコーティング剤なので親水系のように効果実感性の低いものが嫌いな方にもオススメできるコーティング剤です。

しだいに親水性に近づいてきますが艶自体はもっと持続します。正しい施工法であれば私の車で4ヶ月ほど弱撥水・疎水性を保っています。(下地処理と重ねがけをしています)

ブリスの鉄粉防御性能

純ガラス系には及ばないものの手軽にDIYコーティングできる商品としては最高峰の鉄粉防御性能を誇りますので鉄粉対策には効果的なコーティング剤といえます。ただし時間が進むに連れて鉄粉の定着性は上がっていきますので洗車は基本的に行いましょう。

鉄粉のような物理的に塗装面に働きかけるダメージを完全に防御できるコーティング剤などありません。軽減に有効と考えておきましょう。有効度は鉄粉防御性能比較ランキングを参考にしてください。

ブリスの施工難易度と施工のコツ

ムラになりやすいとの声がよく聞かれますが下地に問題があればムラや効果半減の原因となります。塗装面が荒れている場合は研磨性のある水垢落としを使用するか磨きを掛けるのが効果的です。

もう1つはコーティング液の使いすぎです。コーティング被膜となるのはμ(ミクロン)単位ですので薄く塗り伸ばし余剰分のコーティング剤を極力出さないようにしましょう。

施工を1回キチンと行えば後は非常に楽に施工できます。最初にキチンと掛けるのはどのコーティング剤も一緒で施工は面倒ですが、アフターメンテナンス及び再施工の難易度は低く、簡単で10分程度で完了します。

ブリスの裏技メンテナンス

期間の経過などでコーティング被膜が荒れていくのはどのようなコーティング剤でも避けられません。そんな時再施工やメンテナンスを効果的に行う方法を考案してみました。ブリスに限らず他のガラス繊維系コーティング剤にも応用できます。

ガラス繊維系メンテクリーナーにその方法を記載しましたので是非参考にしてみてください。

■ブリスに関する疑問やウワサ


ガラス繊維系コーティング全般に言えることなんですが、表現による誤解なのか誇大広告と取るのかは人それぞれでしょうが、まず被膜硬度と成分についてです。

被膜硬度について

μ単位の被膜なので塗装が硬くなるというイメージを湧かせてしまいますが実際は塗装面の硬度は硬くなりません。塗装の硬度に依存するはずです。かといって硬度に意味がないわけではなく表面処理と捕らえてればいいのではないかと思います。

機械産業などでは耐摩耗性向上などのためにμ単位の被膜処理は当たり前に行われていますので、表面被膜の硬度向上が何も機能していないということはないと思います。

油脂成分について

コレも難しいんですが実際に艶出しには油脂成分が入っているように感じます。(あくまでも憶測ですが)ココで問題なのは何を持ってして「油」とするか。定義を言い出したらキリが無いのでしょうが、石油系、動植物油を含まないという解釈でしょう。

ようはシリコンオイルはオイルと付くくらいなので油には違いないのですが、鉱物油や動植物油などの天然の油ではなく100化学合成油です。シリコンオイルを「従来の油脂成分を含まない」と表現しているようす。確かに性質は全く異なりますが誤解を招く表現に取れます。

以上ガラス繊維系コーティング・ブリスの効果性能と使用感です。更に実験と検証を進めて情報を追加していく予定です。

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