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イリジウムプラグの効果と原理

最近多くの高性能エンジンに標準装備されるようになったイリジウムプラグについて。

■イリジウムプラグとは?


通常のスパークプラグは中心電極がニッケルという金属でできていますがイリジウムプラグはその名前のとおり中心電極がイリジウムという金属でできています。

イリジウムはニッケルに比べ強度、硬度、融点は高いという非常に耐久性に優れた金属であるため中心電極を細くすることが可能になっています。

また電気抵抗が低くスパークプラグの電極素材に適しています。

■イリジウムプラグの効果・性能


イリジウムプラグは上記のように耐久性が高いため中心電極を一般的な2.5mmから0・7mmまたは0.4mmと細くしています。最も電極を細くしているのは0,4mm電極化を実現しているDENSOのイリジウムプラグです。

電極が細いことによって電位が集中できるので火花放電するための要求電圧が低くなり、放電火花が飛びやすくなります。得にエンジン高負荷、高回転時などの失火しやすい環境下でも確実な強い火花が得られるため全回転域で確実な燃焼が行われロスが少なくなります。

さらにスパークプラグには燃焼初期(点火時)に電極が燃焼熱を奪ってしまう消炎作用というものがどうしても出てしまいますがイリジウムプラグは細く、面積も小さいのでこの消炎作用も最小限に抑えることができ、より確実な点火が可能になります。

これは得にエンジンが冷えている冷感時の始動性向上などには貢献する効果といえます。

超極細電極を実現しているDENSOのイリジウムプラグは用途に合わせてさらに耐久性重視で接地電極に白金を使用したイリジウムタフや接地電極をV型にして放電力を極限まで高めたイリジウムパワーなどを選べるようになっています。

使用感からのアドバイスですがやはり耐久性を意識したイリジウムタフと放電力を意識したイリジウムパワーでは、格段にパワータイプの方が良いフィーリングを演出してくれます。

■イリジウムプラグの交換時期


イリジウムプラグは点検不要とさている定められている場合も多々ありますが2~4万キロに一度くらいは点検して消耗具合を見たほうが無難に感じます。上記で紹介したイリジウムパワーは約2万キロ、イリジウムタフは約10万キロで点検交換です。

結構ハードに走行をされる方のイリジウムプラグを点検してみたら中心電極が荒れていたので消耗具合を点検しつつ交換をしたほうが性能維持ができるように思います。

■イリジウムプラグと白金プラグ


メンテナンスフリーのスパークプラグというと白金プラグが有名だと思いますがイリジウムプラグの性能は白金プラグより優れており、各自動車メーカーでイリジウムプラグが使用されはじめていることからその性能の高さは証明されているように思います。

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